元々、メルカリ(すてむ名義)でオリジナルの帽子を販売し始めましたが、被り心地について「浅い」とか「普通」、「深い」などと表示しても、そもそも、私の頭の基準でしかなく、購入して頂いた方には同じ印象が伝わないことに悩んでいました。
帽子の寸法として「高さ」を使われている所が殆どですが、これはパターンを引いている立場からすると、ちょっとモヤモヤする所が有りまして(下記、画像参照)、それに購入された方がご自身で測れない表示で良いのだろうか?と疑問を持っていました。
と言う事で、帽子を輪切りにした長さを基準にしたらどうだろうと思い、手元にあるキャップのサイズを色々と測ってみましたら、約5mmピッチで分類が可能なのに気が付きました。
最近生産しているメンズフリー(59cm表記)のサイズで一番深い物が約34cm、一番浅いもので31cmでした。これ以上浅いと人を選ぶと思われます。当面下記の表記を使ってみようと思います。
鏡に映しながら帽子を被られて右側の裾から、左側の裾(ボッチはずらして下さい)までメジャーで測ってみて下さい。※下の画像を参考にして下さい。
このサイズを「帽子の深さ」とします。
メンズフリー(59cm)の基準です。
浅い 31cm以下 少し浅い31.5〜32cm、標準 32〜32.5cm 少し深い 32.5〜33cm 深い33.5cm以上
これを基準にすると、お客様がお気に入りのキャップの深さを測って、同じサイズの物を購入すれば、似た被り心地のキャップを手にする事が出来るかと思います。
今後はお取引先にも使って頂ける様に提案していきます。
将来的には帽子組合にも声を掛けてみようかと考えています。