帽子のお仕事


キャップのパターンの説明


※現状は既製のパターンを少し修正する程度(サイズや深さ)でセミオーダーをお受けしています。

◎シックスパネル 正面共時2枚合わせ、ボッチなしを基本にしています。思っていたよりボッチなしでも抵抗が無い方が殆どで何気にビックリしています。

・A型  メルカリ用に最初に引いたパターンです、個人的にはClassicなイメージで引いてみました。初期の物にしか使っていないので、今後は最近の素材でも合わせてみようと思っています。

・B型  A型をベースにロングビルに似合うシルエットに引き直した型です。定番として安定しています。被り心地が良いと評判です、現在は綿和紙専用として使っています。

・BB型  綿和紙用のB型を他の生地にそのまま使うと少し深く成ってしまうので、少しだけパターンを浅くしました。

・BBL型  Men’s用のBB型をグレーディングしてレディースサイズ(センターで56cm)にしました。元のBB型より正面を少し寝かせてあります。頭の小さめな男性やジュニアにもお薦めです。

・C型  オーバーサイズを前提にして前後長を伸ばし昔の欧風なイメージで引いてみました、好きな人には填まると思います。90年代みたいに、またオーバーサイズブームが来たらいいなと思っています。

◎フォーパネル 気にしないと正面の裾が反ってしまいます、サイドの二本針も気を使うので、シンプルな構成のわりには綺麗に仕上げるには集中力が必要な型です。

・HUA型   90年代に使っていたパターンに少し手を入れて引き直したものです。
       元々はもっと正面が寝ていましたが、流石に被り心地が悪いので直しました。

・HUAW型  綿和紙専用に縮率を足したパターンです、ゆったりしていて被りやすいです。

・HUA改型  HUA型を少し深くしたパターンです、素材的に動きが少ない物に使っています。

・HUALW型 レディース用にグレーディングしたパターンです。縮率を入れた綿和紙専用のパターンです。
       (他の生地で作ると少し大きくなります)

※芯は主に一般的な芯(ベルポーレン)より柔らかい物を使っています。過去何千個とキャップを作っては被って来ましたが、個人的にはこの芯が被り心地を損なわず、シルエットも綺麗に出るので好きです。ソフト(ペフ)芯は軽くてとてもいいのですが、癖を付けられない為、被る人を選ぶので最近は使うのをやめました。メルカリの定番はなるべく万人受けの良い方を選択しています。

※セミオーダーでは、一般的なベルポーレンも使用できます、1.5mm、1.8mm、2mmを持っています。庇型の修正も出来ますので、お好きなサイズをご指示下さい。

・T-15 8.5cm×20cm シックスパネルでもフォーパネルでも似合う万能的なロングビルです。

・T-15N(arrow)オリジナル 8.5cm×19cm レディース用に長さを変えずに幅を少し狭くした型です

・T-16オリジナル 9cm×20cm オーバーサイズ用に内側のカーブを修正した型です、最近気に入っているので使う機会が増えそうです。

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