感染が前提

最近、かなり感染に気を使っている方から陽性反応が出たというNewsをちょくちょく見かける様に成りました。

これからは「自分が感染してることを前提に、人に移さない行動をする」から「自分が2週間隔離された場合、何処に迷惑を掛けるか」に少し意識を変えていこうと思います。

経理に関わる立場として、今から月末の支払、来月10日の部下達の給料など、支払の予約をしていこうと思います。早めに運転資金の借入しておいてホントに良かったです。

お客様には「納期の確約は出来ません」とお伝えした上で、出来る事をやっています。テレワークを挟むとどうしても作業が遅れてしまいます。とは言え、休業要請の対象では無いので、休むという選択は難しいです。製造の現場では休んだ分を後から取り返すのは、ほぼ「不可能」です。それでもこの先どうしても休まなくてはいけない日が来ると思います、もちろん、赤字覚悟の上になります。使える助成金、給付金の申請に必要な書類は今から準備をしています。

先日、知り合いの社長さんが体調を崩され、新型コロナの可能性も有ると判断して、2週間の自宅待機を続けています。出社出来ないのですが、社員の居ない休日に出てきて支払など、他の人に頼めない作業を数時間して、触った所を消毒、換気してから帰って休むそうです。

この先半年、一年後、一体どんな世の中が待っていることやら。

どちらにしても、2月までの生活とは全く違ってくるのは、肌で感じます。何をしていけば良いのか、どうすれば飯が喰っていけるのか。技術職としてどの様な生き残りの策が取れるのか。自分の持っている知識、経験だけでは判断出来ないことが多く成りました。

少しでも色んな情報が欲しく、ここ数年使っていなかったプレステ3立ち上げて、トルネ経由でTVのNews(特番)を録画しています。

昨日、NHK BS1で放映していた「コロナ危機 グローバル経済 複雑性への挑戦」はなかなか面白かったです。学者さんの視点はこういうものなんだな〜と感心しながら見てました。

来週も再放送が有るので、興味のある方にお薦めしておきます。

https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-04-25&ch=11&eid=26365&f=2443

人材難について

ここ数年、なかなか人が定着していません。

募集時に「職人」と必ず入れているのですが、なかなか「工員(雇用)」と「職人(個人事業主)」の違いをご理解されて応募をしてくる方は少ないです。

工員は雇用ですから、働いた時間の対価として給与があります。職人は作った数と完成度の対価が工賃です。

職人に成りたいって事は、少なくとも気持ちの上では「将来独立する」ぐらいの心構えは持っていて欲しいところです。

その為に必要な稼ぎ方は弊社で指導することは出来ます。

それも、それなりに高いレベルの技術、知識も含めて。

本当の技術職は「徒弟制度」が必要だと前々から感じていますが、今の雇用法では法律違反に成ってしまいます。

今のまま、毎年最低賃金は上がるけど、物価が追いつかない状態では、結果として、人材に求められるハードルも高くなっていきます。要は時給1100円に見合う作業が出来ない人は、会社としては雇えないって事です。

国としては雇用の機会を増やし、収入を上げるのが目標かもしれませんが、現場にとっては全く逆の方向に進んでいきます。

お願いが有ります、サラリーマン的な感覚で応募をされるのはご遠慮下さい。結果として皆短期で退職をして、その間指導にあたった時間が全て利益を圧迫するだけに成ります。

会社の利益が上がらなくては(売上ではありません)、給与も上がりません。

雇用する側も、される側も難しい時代に成ってしまいました。

しっかり考えて、覚悟を持っていくしかないですね。

最近の「職人」って

過去にもFB等で書いては来ましたが、ちょっと前に発表に成った現在20歳〜30歳代の方の将来の年金額を見て、これは本気で「自分で自分の身を守る時代」に成ったなと。

資産形成もとても大切な事だとは思いますが、基礎と成るマーケットが伸びていくことを前提にしていたのではやっぱり不安は残ります。

先日、「人生を掛けてレベルの高い帽子職人に成って、次の世代に継承していきたい」と20代の方が応募をして来ました。

まだ、お会いしていないのですが、同じ気持ちを共有してくれることはとても大切な事だと思います。

私の知っている関東の帽子職人さん達(個人事業主)は例外なく「後継者」を育てないで引退をしてしまいました。

確かにちょっと前まで、帽子の工賃はかなり安かったです、弟子の面倒を見ている余裕が無かったのは、工賃を支払う立場として良く知っています。

なぜ、最近になって工賃が上がってきたかというと、「安く受けてくれていた高齢の職人さんが引退してしまった」からです。

冷静に考えると、おかしな話だと思っています。

10代から親方の元で奉公をしながら職人を目指して頑張って来た人達(父親の世代ですね)が、結果として評価されず、事実上技術を継承していない名ばかりの職人さん達(雇用されている工員さん)の賃金が毎年、国のお陰で高く成っているだけ、、、

こんな世の中で「一流の職人」を育てることが、どういう意味を持っているのか、実際やっている人でないと理解しずらいかと思います。

でも、必ず世界規模で技術レベルの高い職人は必要とされます。

簡単です。

一流の職人を育てるには、時間も掛かります、指導する側のレベルも必要です、間違ってもマニュアルや学校なんかでは育てることは出来ません。

そういう環境を提供出来る場が本当に少なく成りました。

「希少価値」です。

そうとう前から「小さな土俵の一人勝ち」を目指してやって来ましたが、ようやく時代が追いついてきた感じがしています。

頑張ります。