日常の行動から理由を見つける

数年前、部下が増え始めてから、特に指導方法として意識していることが有ります。

「日常の行動の中にミシン(技術職として)が上手く成る方法が転がっている」

普段何気なくやっている事の理由を考えてみる。

常々、「物作りは理屈だ」と言ってきた私の基本理論みたいな物です。

詳しくは個人的な主観なので書けませんが、人の体の構造、簡単な科学や物理を元に、意識はしてないけど、普段こうやっているっていうことに理由を見つけて理解することで、新しい事が新しくなくなります。

何事も「早く慣れる」為には方法が有ります。

それには、基礎的な部分の理解度、理解した後の行動(応用力)。

常日頃、下らないと思う事でも自分で考えてみると言う習慣。

私が大切にして来たことです。

将来を見据える

今日の日経電子版(有料会員限定)でそうだよな〜と思う記事が有りました。

大手企業の早期退職者が昨年の倍のペースで進んでいるそうです。主に40〜50歳代の中高年です。

簡単な話です、平均時給が上がり新人の人件費の負担が増える上に、新しい事に付いていけない可能性の高い中高年には早く辞めて貰って、会社の資源を有効に使おうって事です。

グローバルな企業は、将来を見据えて戦略を組まなくてはいけないので、当たり前の話だと思います。

常に活性化をしていかないと組織その物が存続出来ない時代です。

すでに「生涯雇用」「年功序列」などが死語になってしまった現状では、誰にでも出来る普通のことに高い賃金は払いません。

目先の時給が例え1500円だとしても、大手企業の40〜50歳代の平均賃金よりは、遙か〜に安いです。

そうなんですよね。普通の人が普通にやっていたら、自分の将来の絵が書けない時代です。

手に職、如何でしょうか?

もちろん、普通レベルでは無く、その上を目指したい方、お待ちしております。

弊社の帽子の特徴

布帛の縫製品に限りますが、一般的に帽子の場合、縫製後に熱した金型を使ってプレス(シワや歪みを取る作業だと思って下さい)をしますが、弊社の場合基本プレスをしておりません。

縫いっぱなしの状態で特に手を加える必要性が感じられないからです。

海外製の安い物を洗うと「縮む」「歪む」と良く聞きますが、販売する時に見栄えを良くする為に、技術力の無いメーカーほどプレスの作業を「大きく見せます」、凄いことをしていると思われるかもしれませんが、様は汚く縫い上がった帽子を誤魔化しているだけだと思って下さい。

綺麗に縫製が出来ている帽子は、生地特性を織り込んだパターン通りの違和感の無いシルエットに仕上がっています。

だから、洗っても生地の縮率以外殆ど歪みは出ません。

弊社がバックアップしている個人でやられている方の帽子も、ここ数年で良い評判が定着して来たようです。

アメリカのデザイナーから「貴方のブランドの帽子が好きだ」と依頼を受けてコラボした帽子が、もう少ししたら海外のメジャーな売り場に並びます。

こうやって、少しずつでも弊社が作っている帽子や小物が、メジャーの力を借りなくても世界で認められてきているんだと実感しております。

もうちょっと頑張らないと、と、日々感じています。

もうすぐ越して来て、1年になります。

7月で1年ですのでちょっと早いですが、気にしていた大きなトラブルも無く、なんとか無事に過ぎたかと思っています。

人材不足は現状かなり根の深い問題なので、もう少し時間を掛けて行くしか方法は無いと感じています。

1年近く過ぎたので、そろそろ良いかと思い、ちょっと個人的なお話しをしようと思います。

各方面の方々には急な移転に伴い、色々とご心配をお掛けしたと思います。引越の時点ではまだ詳しい事が解っていない事もあり、自分で有る程度理解して将来的な事にも対処出来る状況が見えて来たら公表しようと決めてました。

引っ越しした最大の理由は私の持病です。

2年前に診断が出たのですが、その時点では今後どの様な状況に成るのかいまいち把握が出来ず、結果として余り良くない状況に進んでしまいました。

病名は「多発性神経鞘腫」と言い、神経に出来る良性の腫瘍なので、命に関わるものでは無いですし、外見上はなにも変わりません。

ただ、遺伝子由来の病気の為、治療法は有りません、患者数も難病並みに少ないらしく、治療法も外科手術で摘出するしか選択肢が有りません。

2年程前に両手に有った2箇所の腫瘍の摘出をした結果、右手が8ヶ月近く日常生活すらまともに過ごせない状態になり、結果後遺症が残り現在でも両手に感覚の無い部分や、動いていない筋肉が有ります。当時立ち上げた別会社を閉鎖した理由になります。

この春ぐらいから、ようやく手術前に出来ていた事に近い作業までこなせるぐらいには回復はして来ましたが、完治は無いと感じています。

そして、まだ数カ所に腫瘍が見つかっています。MRIも8回入っています。

この冬は、足に影響が出てしまい、歩くことに不安を感じとうとう「杖」を買いました。特に電車の移動が気持ち的にも負担に成っていました。

今は、暖かく成った所為か膝の気持ち悪さはかなり引いてきて、杖が無くても電車の移動がそこまで負担に成らない程度に成っていますが、直った訳ではないので、次の冬を考えるとちょっと気持ち的に塞ぎます。

そして、左右の手にも見つかっているので、出来る事なら現役が終わるまでは何とか手術をしないで持って欲しいと願うだけです。

出来る事なら、私の持っている知識と技術を、体がちゃんと動く内に伝えておきたいと真摯に思っています。

ただ、現状、指導の時間を取れば生産力が落ち、数字を維持しようとすると指導の時間が取れないと言うジレンマに陥っています。

気持ち的にやはり焦っている部分は有ります。この変な持病が無ければ、もっと余裕を持って色々な事をやりたいと思っていましたので。ただ、事実としてどう成ることでは無いので、最低限私にしか出来ない事に集中して、いつかは安心して現役を引退できればと思っています。

補足に成りますが、現在仕事仲間や元部下達とも連携を取り、私が仕事が出来ない(入院や後遺症など)時は、代理をお願い出来るように準備しています。折角これだけ良いお客様を持っている会社を、無下に扱うことは有りませんので、ご安心下さい。

本音では、本気で上手く成りたいと思っている若い人材が数名欲しいです。素質と才能が有れば必ず、国内トップレベルと呼ばれるまで、引き上げる自信が有ります、ご応募お待ちしております。